マークザッカーバーグ氏が考えるリモートワーク&雇用

Facebookの創設者マークザッカーバーグ氏が2020年5月22日に語ったリモートワークやリモート雇用についての考え方。今後自社のテクノロジーを駆使してどのように発展していくのか?

マークさんのコメントを訳してみました!

I just spoke with our employees about what we've learned about remote working and how we're planning to support it…

Mark Zuckerbergさんの投稿 2020年5月21日木曜日

マーク氏が共有したいこと

私は、リモートワークから何を学んだのか、また、このような働き方へ移りく中でどのように我々が関わっていけるのかについて、我々のスタッフと話した。多くの組織がこのことについて話し合っていることだろう。だから、我々の話し合った内容が役に立つならと思いまとめたので共有したい。

今後5〜10年で、私は50%の人がリモートワークで働くだろう見ているが、これはある測定方法においてもそうなることは予測される。Facebookは、我々の規模でのリモートワークにおいて、最も前向きに取り組む企業になるだろう。そして、これを行うために思慮深く責任のある仕組みを動かし続けていく。これがどのように働くのかについては未だ沢山の未解決の問題はある、だから、進みながら学び、改善し続ける必要があるのだ。

リモートワークの利点

リモートワークには非常に明確な利点がいくつかある。これにより大都市の伝統的なテクノロジーの中心地の外にある優秀な人材へアクセスでき、そして国全体や世界に経済的機会を広く広げると同時に、より多様な企業を構築するためにも役立つ。通勤が減ることにより環境にも優しいはずだ。

多くの人がオフィスの外でより生産性を感じているので、我々のコミュニティがより良いサービスを提供するのに役立つはずだ。具体的には、我々が現在開発中のこれからの技術を前進させるのに役立ちます。

我々が開発しているものは、プライベートメッセージングアプリ、ビデオチャット、ワークプレイス、ポータル、そして最終的には仮想化された拡張現実など、人々がどこにいても他の人とつながり、存在感を感じるのを支援することを目的としているため、私たちの価値観を実践することで、これらの技術の開発を加速させます。

社員40%がリモートワークに賛成

社員に実際自宅作業をしてみた体験を聞いてみた。半数以上はオフィスでの作業と同じ生産性だと答えた。約40%の社員がリモートワークに関心があるが、約50%はできるだけ早くオフィスに戻りたいという意見だった。

リモートワークで働きたいという人のうち、約75%は別の場所に引っ越すかもしれないと答え、38%は大都市、残りはその他の場所へ引っ越すと答えた。

しかし、ポジティブな面だけではない

ネガティブな部分もあります。子供がいる家庭では学校から帰宅したら大変かもしれないし、持ち家の人も大変かもしれません。仕事と家庭との境界を明確に分けなければ、適切なワークライフバランスが取りにくい場合があります。

私は特に、新入社員など関わりが浅い同僚間との関係も懸念している。グループ間でのやりとりが少ない場合、創造性が低下するのかどうかは課題である。できるだけ早く直接会いたいとただただ思う。

Facebookの企業文化を維持したい

現時点では回答できない未解決な問題が沢山あり、これは今後数年で解決策を見つけなければならない。この人との接触が少なくなった期間に、どのように創造力を高め、Facebookの社内の文化を維持するのか。

今のこの状況に左右されずに、誰もがキャリアアップの機会を平等得られ、仕事に平等に接していると感じられるようにするための最善の方法は何か?

リモートワークを取り入れるとより多様な労働力の構築と維持に役立つはずですが、リモートワークが困難になる場合、過小評価されているグループの人々に過度に影響を与えないようにするにはどうすればよいだろうか。

特に熱心な社員に対して、どのように魅力的な社内のキャリアアップの階段を設計できるのだろうか。もっと教育を必要としている大卒新入社員に何ができるだろう。

Facebookの展望

これら全てを把握するのは難しいので、まずは雇用をリモートで実施することに焦点を当てるとしよう。技術者が集まるオフィスがある都市(フィラデルフィア、ピッツバーグ、ポートランド、サンディエゴなど)から4時間以内の場所にいる経験豊富なエンジニアを雇うことに焦点をあてます。

また、アトランタ、ダラス、デンバーにも新しい拠点を設置する予定だ。

こういった対応はおそらく遅い。過去数十年にわたり、米国は劇的な経済成長を遂げており、大企業は、一部の都市部で雇用を行うことが通例だ。

優れた人材は大都市の圏外にいるというだけで、我々は多くの人材を見落としていることを意味する。大都市を超えてこういった機会を設けることは、特により多くの企業がリモート雇用をすることも同様に、景気回復の一つになるかもしれない。

既存の従業員は、我々の基本指針をもとに、コミュニティに最善のサービスを提供し、最も革新的なものを開拓できるようにするものを見つける。

この数ヶ月の間に私自身の考え方が変わった。

物理的にチームが一緒にいることで上手くいくといつも感じていた。オフィスは、社員が自由に移動し、コミュニケーションを取りやすくし、素晴らしいアイディアが生まれるように設計している。

こういった環境はテクノロジーでも対応できると感じている。ロックダウンが我々のツールでどのように役立つのかを示すものとなった。

前向き

現在、従業員の大多数はすでに遠隔地で働いており、それは今後数ヶ月続くと思われます。少なくとも2020年は、自宅作業は大歓迎であることを発表した。

最終的には、既存従業員が希望であれば長期的なリモートワークも許容しようと考えているが、これは進みながら様子を見て運用しようと思う。

これを思慮深く体系的に取り組むことは、我々が大切にしている企業文化といった部分を強化するのに役立つ。私たちはプログラム開発において、個々にキャリアを成長させ、チームが効果的に一緒に実行できるように多くの時間を費やしてきた。

リモートケアプログラムに対しても同様のケアやコミットする必要がある。商品は数ヶ月で制作できるが、文化は長年にわたり構築されるものであるため、長期的なアプローチをとっている。

同時に、多くの人ができるだけ早くオフィスに戻りたいと思っている。ハードウェア、コンテンツレビューアの一部、データセンターの技術者、その他の専門的なポジションの人などは自宅で生産的に仕事ができないため、優先的に対応しなければなりません。

彼らがオフィスで安全に仕事ができるように、広くスペースをとり、明らかに安全だと判断ができるまで他人との関わりを遠ざけるために、オフィス全体の負荷を管理し、デスクと機器をどう配置するかを考えていきます。

ソーシャルディスタンスにより、今年の残りの期間、オフィスに戻れる従業員は25%だと予想している。

大都市以外の経済成長も願う

テクノロジー企業のため、多くの作業がリモートで行えることは幸運だ。誰もがそのように柔軟に対応できるものではない。しかし、テクノロジーが向上するにつれて、完全にリモートで仕事ができると、他の地域の経済も増加する可能性があります。

時間が経つにつれて、その場所でどれだけの従業員が仕事をしているのかといった要因が減少することが期待され、場所に作用されず、テクノロジーの恩恵を受けられることを感じられることは確かだ。

これは世界がCovid19後に前進する上で重要な指針になる思います。そのため、私たちはより多くの組織がリモートで働く方法を見つけるのに役立つ製品を構築するるだけでなく、人々へ社会的につながり、存在感を感じるための方法を考えていきます。

すべての人に対応するには時間がかかります。今後、多くのことを学び把握し、詳細を共有する予定だ。

まとめ

今回どれだけマークさんが自社と社員を愛しているのかがわかりました!今後のFacebookの展開に期待したいですね。

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